岩手県金ケ崎町にある永沢橋の補修工事です。この工事は、橋の主要な構造部材であるプレストレスト・コンクリート(PC)内部の空洞を特定し、そこに専用のセメント系材料(グラウト)を再注入して隙間を埋めるものです。これにより、橋の耐久性を高め、老朽化による性能低下を防ぎます。特に、コンクリート内の鋼材の腐食を防ぐことで、永沢橋の長期的な安全性を確保することを目的としています。